インフラエンジニアY.N
友人の話から、転職意欲に結び付いた
私、スリィ・ウェイブ社員のIさんの友人でして。俗にいうリファラル採用(縁故採用)で入社したので、スリィ・ウェイブのことはちょこちょこ聞いていました。
懇親会や飲み会の写真を見せてもらうことが多かったので、コミュニケーションが取れる人が多いイメージが最初からあって、「楽しそう!おおらかな人が多いのかな?」と思っていました。
あと、会社としてしっかりしたところなんだなというのも感じていました。 前職もIT企業でしたが、あまり組織的ではなくて。会社の人間関係は良好だったんですけど、仕事を続けるという視点で考えると、もう少し会社としてのフォローだったりバックアップがある方がいいな…とモヤモヤ考えていたんです。そんなタイミングで、Iさんに「うちの会社来る?」と冗談交じりで言われた時、すごく転職したいなという思いが強くなって。
私が気にしていたフォローやバックアップの面がしっかりしていて、その点は不安がないよ!という話が、当時弱っていた心に刺さったというのが大きかったですね。
受かるかわからないけど、まずは応募して、落ちちゃったら次いこう!という気持ちで選考に進みました。
技術研修の苦労
IT企業での就業経験はありましたが、エンジニアの業務は未経験だったので、技術研修からスタートしました。
事前にネットでインフラエンジニア関係の情報を調べていたんですけど、実際よくわからないままスタートして…。やっぱり、最初は「なんだこれは???」とハテナがいっぱいでした。 情報処理の授業を受けたことはありましたが、その内容とは全く異なっていましたし、ロジカルな思考に対する苦手意識も相まって、概要を知ること自体が難しい印象でした。
そんな中、周りはすぐ理解しているように見えて、自分には向いていないんじゃないか…研修に置いていかれるのでは…という気持ちになったのが、正直一番しんどかったです。でも、 毎回やる小テストだけは絶対いい点とりたい!と思って、前日にしっかり勉強していました!
研修の中でサーバ構築を少しやったので、実体は見えないながらも流れはそこで体験できましたし、業務の想像は付きやすくなったなと感じました。 研修内容はLinuxOSメインだったのですが、現場でもLinuxOSを触る機会があって。研修と同じことをやるわけではないけれど、LinuxOSで何がしたいのか?という最初の部分を想像することはできるようになったので、そこは研修の成果だなと思っています。
しんどい思いをした分、研修が終わった時の解放感は…格別でした!
初めてのプロジェクト参画
初めてインフラの現場に入ったときは、本当にわからないことが多くて…! 専門用語ひとつ取っても、その現場で使われている用語なのか?インフラエンジニア的に当たり前にある用語なのか?という違いも分からなかったし、どういう手順を踏んで、何を作っているのかも全く理解できなかった。
どのプロジェクトでもそうだと思うんですけど、そんな頭の状態で、プロジェクトの資料を読んで理解を深めなければいけないんです。
参画後は資料を読み込む期間が1ヵ月ほど続いたので、ずっとわからないまま、それでも自分なりに読み進めていく…というのが、気持ち的に落ち込みそうになるというか。
何となくでも想像することができれば少しは楽だと思うんですが、何も頭に浮かばないというのが一番難しいなと感じたところです。これが、エンジニアの仕事の第一関門かなと思いますね。
その後は、手順書が用意されている業務を担当して、慣れてきたら既存の手順書を更新したり、運用保守の現場ならチェックする対象を増やしたり、新しい手順書を作ったり…という感じで、幅を広げていきました。 その中で、プロジェクト資料にあった用語はこういう意味だったのか!と、点と点が線になってスッキリすることもありますね。
意外と多い、コミュニケーションの機会
エンジニアというと、コツコツと画面に向かっている印象があるかもしれないんですけど、結構話す機会も多くて。
直近のプロジェクトは、プロジェクト内でチームに分かれていたので、出社したらまずチーム内の作業者と一緒に業務確認して、その後出社した上司に「今日はこんな業務をやろうと思っています」と伝えて始める感じでした。
週に1回しっかりした報告会があったのでそこでも進捗報告していましたが、何かしら問題が起きたり躓いた時には、適宜報連相でこまめに連携して進めていました。
環境構築のときはそれに専念して作業するんですけど、他のチームとの兼ね合いで「今日はここの機能は使えません」と言われることも多いので、予定通りできなくなったら違う仕事を進める…という臨機応変な対応もしますね。
他の業務が飛び込んでくることも意外と多くて、「ちょっと手が空いてきたから、別の機能を構築してほしい」という指示が入って、他チームと連携して新しい機能を作ったこともありました。
実際に入社して感じたこと
入社前に聞いていた情報が多かったので、最初のイメージのままギャップはなかったです。 想像通りでしたね。
どんな会社かと聞かれると…そうですね、「人情味あふれる会社」だなと思います。
自分のメンタルが落ちても、会社に見放されないというのが感覚としてすごくあって。
やることを普通に・当たり前にやっていたら見てくれる人がいるし、助けてくれる人もいるということを実感しています。
インフラエンジニアとして課に所属していますが、同じプロジェクトに入っている上司だけではなく、他の課の上司も気にかけてくれたりフォローしてくれるんです。それにプラスして人事・管理部もいるから、二重でサポートしてもらっているというか。困ったときに相談するとすぐ対応してもらえるのが、本当に心強いです。
あと、(女性限定ですが)生理休暇制度とか、本社の男女トイレにアメニティが置いてあるとか、すごく優しさを感じるし、大事にされてるなと思いますね。帰社すると、実家みたいな気持ちで安心します!
エンジニア未経験で転職を迷っている方へ
マインドとしては、頭で考えすぎちゃうより、流れに身を任せてやってみよう!と思える人だとこの会社でうまくいくのかな?と思います。
「これやってみようか」という提案に対して、否定的にならないで、とりあえず一回はやってみる。たとえ上手くできなくてもフォローしてもらえるし、次に活かせばいいだけです。挑戦とまではいかなくても、とりあえずやる!やってみよう!という気持ちがあるといいですね。
未経験でも、やることをきちんとやっていればそのまま流れで身につくし、身構えなくても大丈夫ですよ!
あと、コミュニケーションが得意なら色んな人と喋れるので楽しいけれど、得意である必要はないと思います。苦手な人でも、スリィ・ウェイブなら誰かしらとは話せると思いますし、会社の人でも仕事でも、何かしらに興味を持っていれば居心地よく過ごせるんじゃないかと思います!